大学生までは漫画と小説しか読んでおらず、
知識を得たとは言えない。
社会になってからは飲食店だった為、
勤務時間が長く、経営やリーダーシップ、
マーケティング、お酒と料理の本と仕事に関係ある
本しか読んでいませんでした。
転職活動を機に知識を増やそうと、
Kindle Paperwhite
読書活動スタート!
そして記念すべき1冊目。
どうせ読書始めるなら速読をマスターして、
これから沢山本を読んでやるぞと意気込んで選んだのがこれ。
年収が10倍になる速読トレーニング
なんか今までチラ見していた速読本の「速読」イメージとは
全然違った新しい概念を感じる事が出来た本でした。
読書を始めたばかりの人や、これから読書習慣を身に付けたい、
速読に興味がある人にはオススメな1冊です。
著作の「苫米地英人」とは!?
苫米地英人(とまべち ひでと)は日本の認知科学者で
オウム信者の洗脳を解いた事で有名になりました。
その後自己啓発関連の本やコーチング、iqについての本が有名です。
かなりたくさんの著書がありますが、こちらの2冊が有名です。
[年収が10倍になる速読トレーニング]の感想
今回[年収が10倍になる速読トレーニング]を読んでの感想ですが、
この本は速読トレーニングがメインの話ではなく、
年収が10倍になる考え方が主な著者が伝えたい内容だと感じた。
しかし、速読について他の著者が言及していない内容が
私にとってはとても参考になりましたので、速読の考え方、
活用方法についてお伝えします。
速読術とは
まず速読術とは著者が以下の2つ定義があります。
1.内容を素早く理解するための速読術 2.読まなくてもいい本を見つけるための速読術
上記2点についてですが、特に「2」の読まなくてもいい本を見つける為、
といった観点からの速読については私にとって新しい発見でした。
「1」の速読について期待して読み始めた為、速読が可能になれば
自身にとって読まなくてもよい本を見つける。
まだ読まなくてよいレベルの本を
早い段階で見切りをつける事が出来るのは、
ムリ、ムダを省く事が可能になり時間の有効活用に繋がるはずです。
内容を素早く理解するための速読方法
著者はこの本で速読のコツや方法、トレーニング方法について
言及しております。
先読みのテクニック、イメージ化、高速音読、ゲシュタルトなど
様々なトレーニングやキーワードが出てきます。
しかし、速読について著者が語っている一番重要なのは
読者の側がもともともっている知識の量。これが速読を可能にする最大の条件なのです。
と記してあります。
私が持っていた速読のイメージはとにかく早く読み進める事が出来る、
かつ内容が頭に入って、インプットが尋常じゃないスピードで行えて
知識の習得が出来る事でした。
しかし、本の内容の基本的な知識や専門用語、イメージ化が
出来ていないと小手先のテクニックでは速読は意味がなく、
本当に本の内容を理解する事が難しい。
速読への近道は、自身の知識量や読書量を増やし、
言語情報のイメージ化、そして思考を加速化させる必要があります。
同じ本を3度読め!
苫米地英人は本の内容を理解する為には、
著者の意図を理解する為に3度読む事が重要であると記しています。
著者がどのような思考を持っていて、なぜその表現なのか。
真の意図(著者の視点にたつ)を理解する為には、
1度読んだだけではわからない。
なぜならば、自身が無意識のうちに情報を自身の都合で
取得選択しているからだとのこと。
たしかに、今までの勉強でも読書、マンガでも経験があります。
2度目、3度目でやっと理解出来たり、発見があったり。
複数回読む事で閃いたり。
復習ではないですが、ぜひ読み返すことで
本から得る知識や影響を最大限に受け取る為にも
3回読む事を実践しようと思います。
[年収が10倍になる速読トレーニング]読書感想まとめ
私は読書習慣、知識を身につける最初の1冊目にこの
[年収が10倍になる速読トレーニング]を選びましたが、
- 読書についての考え方
- 速読とは
- 読書そのものが脳のトレーニングになる
この3つがとても参考になり、今後の読書ライフに
活かせると感じました。
読書を始めたばかりの人や、これから読書習慣を身に付けたい、
速読に興味がある人にはオススメな1冊です。
年収が10倍になる速読トレーニング